ホノルル不動産協会によると、ハワイのほとんどの不動産業者が休業となった影響で、4月のオアフ島住宅の新規登録物件数の合計が前年比42％減少と発表した。

　4月の全住宅の新規リスティング物件は730件で、昨年同月の1259件と比べて約42％減。内訳は一戸建てが290戸、コンドミニアムは440戸であった。しかし、4月時点での販売中の物件数は2年前の2018年4月よりもまだ多く、一戸建てとコンドミニアムは合計3366件。昨年同月より約15％減少したものの、2018年4月よりは4％増となっている。

　4月の一戸建ての販売個数は248戸。中間価格は上昇し、昨年同月の76万6千750ドルから5.5％増の80万9千ドルとなった。また、コンドミニアムの販売戸数は昨年の476戸から27.9％減の343戸となったが、中間価格は昨年同月の41万8千950ドルから7.4％増の45万ドルであった。