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【世界のこぼれ話】次のTikTokスクールチャレンジでは善良な行為を

次のTikTokスクールチャレンジでは善良な行為を

TikTokスクールチャレンジ」というテーマで、高校生が学校で備品を破壊したり学校内に落書きをしたりする様子を撮影してその動画を投稿することが一部で流行している。

TikTok社では、このような動画は同社のルールに違反するとして発見次第削除を進めているが、追いつかない状況だ。

そんな中で、トニー・ガルシアさんがフェイスブックに投稿したメッセージが話題になっているとフォックス・ニュースが伝えている。

「私は以前教師として学校で働いていましたが、今はリタイアした老人です。今の若い世代と接触する機会はほとんどありません。私にはインフルエンサーとかユーチューバーとかのことはよくわかりませんが、昔ながらの学校での教えを知ってもらいたいと思います。一番大切なことは、『善良で親切な人間であること』です。もし次のTikTokスクールチャレンジでどんなことをやったら再生回数が上がるのかを考えているのであれば、善良で、人道的で、美しい行為をすることで100万回を達成するのはどうでしょう? 親切で優しい人間になることは学校のトイレを破壊することよりももっと勇気と力が必要なことなのです。新入生に親切にすることは勇気が要ります。いじめられている生徒のために立ち上がることには意志の力が必要です。そんなことをしてもカッコよくないし、再生回数を稼げないというのはわかっています。けれども、その流れを変える時がきているかもしれません。みんながやっていることをやるのではなく、人生をよりよくするためのインフルエンサーとなるために行動するのです。多分君たちの多くは、私のこのメッセージを年寄りのたわごとだと思うかもしれません。けれども学校を破壊することは君たち自身の価値を下げているのです。どうか私の提案するスクールチャレンジを考えてみてください」

このメッセージはガルシアさんの予想に反して大きな反響を呼び、学校では校長が生徒たちにに向けてメッセージを読み上げるところもあるという。

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写真 : Shutterstock.com

(日刊サン 2021.10.12)

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