本コラムでは、インド医学のアーユルヴェーダに沿ってハワイの気候に合うハーブ「カレーリーフ(Curry Leaves)」についてお伝えします。
カレーリーフは香り豊かな葉で、風味づけだけでなく、消化を促進し、火照った身体から熱をとる作用があるとされています。南インドに行かれたことのある方なら必ず見たことがあるハーブだと言い切れるくらい、温暖な気候であるインドの南側で多く使われているハーブです。アーユルヴェーダでは、カレーリーフには炎症を和らげる役割があるとされています。
カレーリーフの効果効能
消化促進:カレーリーフは消化を助け、食欲を刺激する作用があります。これは特に油脂の多い食事において有益です。
抗酸化作用:カレーリーフには抗酸化物質が豊富に含まれており、細胞を酸化から保護します。
抗炎症作用:カレーリーフには抗炎症作用があり、関節炎などの炎症性疾患に対するサポートが期待されます。
カレーリーフの大人1食当たりの使用量
新鮮なカレーリーフの葉を使用します。目安として1食につき5~10葉が良いでしょう。炒め物やカレー、スープなどの料理に加えることで、風味も良くなりますよ。
本コラムを通してインド医学であるアーユルヴェーダを伝えることができたことを、とても嬉しく思います。日刊サンでの連載は本日を以て終了になりますが、2019年からコラムを読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
少しでもアーユルヴェーダに興味を持たれた方は、本を通して「幸せ修行」をしていただけたら嬉しいです。2024年4月に日本でアーユルヴェーダに関する書籍『理想の自分に近づく「アーユルヴェーダ式5日間腸活」』(出版社:ザメディアジョン)の出版が決まりましたので、興味のある方はぜひ手に取られてくださいね。スパイスやハーブを活用しながら腸活ができる内容になっています。詳細は、Instagram @malie_ayurveda をご覧ください。
食事や日々の小さな習慣を通して、みなさまの毎日が健康で心豊かであることを願っています。
幸せ修行 No.309
加藤ジェシカ
世界中50か国以上を旅する中で、地球にはエネルギーのような何かが存在することに気づく。2017年、ヨガの勉強を通してアーユルヴェーダに出会い、渡印。日常に寄り添うアーユルヴェーダがテーマ。
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