先週金曜日にホノルル市はカネオヘ・ビーチ・パークの新しい名称を祝うためのブレッシングの儀式を行ったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

公園の新しい名称は、「ナオネアラア・ア・カネオヘ」で、1700年代のハワイ原住民の首長たちに遡ることができる周辺の豊かな歴史に敬意を表すものだという。

ハワイの歴史専門家であるサミュエル・カマカウ氏によると、この周辺は「ナオネアラア」として知られており、それは「ラアマイカヒキの砂」という意味で、オロパナの死後にオアフ島を相続した有名な首長ラアにちなんで付けられた名前だという。

1737年には、マウイ島とモロカイ島の首長たちとオアフ島とカウアイ島の首長たちの間で、和平協定がこの場で結ばれている。

新しい名称への変更は、ハワイアン文化をより多くの人に知ってもらおうというプログラムの一環として、コオラウポコ・ハワイアン・シビック・クラブによって推進されてきた。

ナショナル・ジオグラフィック・ソサエティやコオラウ財団も資金提供を行っている。

公園に設置された新しい名称の標識の横には、このエリアの歴史的な重要性を詳細に伝える説明文の看板も設置されている。

公園を管理するホノルル市公園およびレクリエーション局の副局長であるケハウラニ・プウ氏は「新しい名称への今回の変更は、ナオネアラアの物語を共有することでこの地域の尊厳と歴史を取り戻し、そして何より大切なハワイの土地を取り戻すという素晴らしい事例となり、これに参加できたことを本当に嬉しく思います」と述べている。