先が見えないコロナ。 それがいちばん不安ですね 　

　正直、どうなるかわからない。コロナのことで先の計画が立てられないのがいちばん困りますね。新型コロナに対する考え方も人によって異なるため、正直戸惑うことばかりです。まわりでも考え方の違いで白熱した議論を耳にしたこともあります。 

　お店は3月21日に一時閉店し、5月15日に再開しました。現在スタッフはコロナ前と比べて1/4の人数。もともとスタッフは42名でしたが、現在は11名です。休業期間中も、お店にはスタッフが1名待機し、ネットオーダーの注文や問い合わせに対する電話応対をしていました。3月のロックダウン、外出禁止期間中でもサーフィンは認められていましたので、サーフィンで使う滑り止めワックスは販売していました。もちろん、安全のためにドアは開け放つことはいたしません。ドアをノックをしてくれた人に対してすき間から受け渡すような販売スタイルでした。 

お客様の割合は英語圏60：日本人40 

　うちのお店のお客様の構成比は、60％ぐらいが英語圏、残り40%ぐらいが日本人です。英語圏の人たちはここを目的に来るわけではなく、ドライブしている間に立ち寄るか、サーフィンやSUP、カヌーなどのレッスンで来てくださっています。一方、日本のツーリストの方々はあらかじめ予定を立てていらっしゃいます。「ノースに行ったら、どこどこに行って、Surf N Seaに寄り、お土産や自分のものを購入する」「お土産はこれとこれを頼まれている」という方が多く、買い物をあらかじめ目的としているので、売り上げとしては日本のお客様が多いのです。だから、日本からの飛行機が飛ばない状況ではビジネスは諦めるしかないかも…、と思っていました。コロナ前、お店中央に設置しているロゴ入りグッズ・コーナーは、商品を求める日本人のお客様が途切れませんでした。ところが、いまはそのコーナーは変化がないまま。それだけ日本の方がいないということです。 

　再開し、日本のお客様が誰もいない状況の中でも、じつは以前の50％近い売り上げがあります。アメリカ本土からのお客様に加えて、在住の方がお越しになります。その方々に話をうかがってみると「いままでは混んでいて入りにくかったけれど、いまはごちゃごちゃしてないし、買い物がしやすい。ゆっくり買い物ができるからいい」というお客様がたくさんいらっしゃいます。本当に感謝しています。