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小売よりずっと安い卸値だから、ご家庭で! 生きたまま茹でるとこんなに美味しいと感激!!

小売よりずっと安い卸値だから、ご家庭で! 生きたまま茹でるとこんなに美味しいと感激!!

ロブスターキング

 生きたロブスターや、生きたダンジネスクラブを超新鮮なまま、お客の希望の味で調理してくれる、『ロブスター・キング』。

 ここは「高級なシーフードがどこよりも安く食べられる」コスパに優れたシレストランとして人気だが、その訳は「高級魚介を生きたまま売る」卸売業を兼業しているからだ。

 同店では週に数回、アメリカ本土からロブスター、ダンジネスクラブ、牡蠣などを生きたまま空輸で仕入れ、店の裏手にある倉庫内の水槽にストック。ハワイ州内の高級レストランに販売している。

 倉庫の中は魚介別に分けられた巨大な生け簀がいくつも並び、水温、酸素濃度などを管理。入荷した先から売られていくので回転も早く、元気なままだ。

 そしてここでは、レストランなどへの卸売価格と同じ安さで、我々一般人も購入することができる。ハワイの中で一番新鮮で一番安いロブスターやダンジネスクラブを扱っているのが、『ロブスター・キング』と言えるのだ。

 

おうちごはんの今だからこそ、ロブスター&ダンジネスクラブ

 

 さてさて、まずは“おうちロブスター”!

 アメリカはロブスターの名産地で、アメリカンロブスターは50cm越えのビッグサイズ揃い。ある程度大きい方が、旨みがのっている。

 とっても簡単で美味しいのが、ロブスター一尾丸々を茹でるか蒸すだけクック。解体せずにそのままの姿で茹でる(蒸す)方が、旨みが逃げないので大鍋のご用意を。

『ロブスター・キング』で買って来たロブスターは元気な健康優良児だから、持つのも洗うのも跳ね返ったりするので、滑り止めと怪我防止にゴム手袋や軍手をつけ、流水で洗おう。大きな爪についた輪ゴムは加熱し終わるまで外さずに、殻の隙間、足の付け根などをブラシでていねいに洗っておくと、雑味のない仕上がりになる。

 購入時にこのサイズなら茹で(蒸し)時間は何分くらいか、店の人に聞いておこう。サイズにもよるが、10〜20分くらいで真っ赤、美しいロブスターカラーに染め上がる。

 粗熱が取れたら、足や爪、頭を手でもぐ。関節と逆行してひねると外れやすい。内臓が黒い場合があるが、これは卵巣なので珍味だ。

 溶かしバターとレモン、タルタルソースを添えていただきます! 残った殻はオリーブオイルかバターで炒めて、白ワインを垂らした水で是非スープに。ローリエや玉ねぎ、セロリ、ニンジンなどの香味野菜とともに煮込み、漉してからトマトペーストと牛乳を加え、塩で調味。コーンスターチなどでとろみをつけて仕上げれば、おしゃれなロブスタービスクのできあがり。

ギュッと詰まった甘い身たっぷりの、ダンジネスクラブ!

 

 ダンジネスクラブ(日本名:アメリカイチョウガニ)は、ワタリ蟹の一種で、アメリカ西海岸一帯では最も人気なカニだ。身がみっしり詰まり、こっくりとした上品な甘みで、生きたまま加熱するとこうも美味しいのかと驚くこと請け合い。ぜひ、ご家庭で茹で(蒸し)て味わってください!

 手順はロブスターとほぼ同じ。元気に生きているので、甲羅をしっかり押さえて流水で洗う。爪のゴムを外さないのもロブスターと同じ。そして解体せずに姿のまま、茹でる(蒸す)。

 粗熱が取れたら、足を外し、甲羅を剥がし、胴体の中の身を食べやすいように切る。足は専用のカニ鋏で割ると食べやすい。

 そのまま食べても旨みがあるが、酢醤油やマヨネーズなどお好みで! 殻もロブスタービスク同様美味しいスープになる。

『ロブスター・キング』には活牡蠣、活アワビ、活みる貝などもあり、卸売価格というリーズナブルプライスで購入できるので、ぜひぜひご活用を!

   (文 奥山夏実)


 

ロブスターキング

【電話】(808) 944−8288

【営業時間】11 a.m. – 8 p.m.

【住所】1380 King St.

【駐車場】無料駐車場あり

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