オアフ島は第5段階へ、レストラン・バーでも規制緩和
ホノルルのリック・ブランジャルディ市長は7月8日に新しい命令に署名をし、ホノルル市は正式に経済再開計画の5段階にあがったとKHONが伝えている。
これにより、屋内での社会的集まりの制限人数は25人、屋外では75人となった。
オアフ島のレストランやバーでは、全ての客にワクチン接種を完了、もしくは、48時間以内に受けた検査の陰性結果を提示するように求めて確認すれば、テーブル間を6フィート離す義務がなくなり、収容人数制限100%まで受け入れることができるようになった。
確認をしないで客を入店させるなら、テーブル間は6フィート離す必要があり、収容人数は75%となる。
このニュースを歓迎する人々が多い中、一部のレストラン関係者の間には懸念の声も広がっている。
なぜなら、レストランやバーに入店する客のワクチン接種状態や、検査結果を店側がいちいち確認するという新しい問題が起こるからだ。
「我々は非常に心配しています。お客様が入店する時には暖かく歓迎する雰囲気を出したいけれど、ドアを開けて入ったら店の従業員が取締官のように確認作業を行なうのは、挨拶をする従業員にとって大きなストレスになります」
一方で、「うちのレストランに来るお客様は、ワクチン接種を終了した人か陰性結果を持った人だけですと言えば、お客様は安心して来れると思います。実際にこれをやって繁盛しているお店が何軒もあります」という意見もある。
ワクチンカードは、原本でも、コピーでも、スマホにとった写真でも受け付けるそうだ。
COVID19検査については抗原検査かPCR検査である必要がある。
全ての客に確認をするかどうかは店側が選択できる。
ただし、氏名、住所、連絡先はどのレストランでもバーでも提出する必要があり、飲食していない時にはマスクを着用しなければならない。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.09)
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