ハワイ州内の公立高校の大学進学率減少
パンデミックが起因
ハワイP-20パートナーシップ・フォー・エデュケーションの レポートによると、2020年は高校を卒業したハワイ先住民の35%が大学に進学し、2019年の44%から9%減少したとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。太平洋諸島系については35%から29%に減少した。ハワイの公立高校は2020年に記録的な卒業率を示したものの、卒業生が大学に進学する割合は少なく、前年比で55%減少した。これは過去最も急激な減少だった。ハワイP-20教育パートナーシップのスティーブン・シャッツ事務局長は「経済的に不利な立場にあるハワイ先住民と太平洋諸島系の高校生の大学進学率は、2020年は特に急激に低下した」とコメントした。また、パンデミックが全ての学生の教育や精神衛生に影響を及ぼしたことに対し、地域の教育関係団体の対応の必要性を強調した。
(日刊サン 2021.03.25)
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