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【ハワイニュース】幼児用風邪薬の不足が深刻化

全米で幼児用風邪薬が不足しているとKHON2が伝えている。

ドラッグストアで、以前であれば棚いっぱいに並んでいた子供用の風邪薬が、現在では探すのに苦労するという状況がアメリカ全土に拡がっているという。

子供の風邪やインフルエンザ、呼吸器系感染で最も多く処方される、抗生物質アモキシシリン(antibiotic amoxicillin)の液体薬およびセフジニル懸濁液(Cefdinir suspension)の不足が全国的に見られるが、品薄なのは処方箋による調整薬剤だけでなく、タイルノール(Tylenol)やイブプロフェン(Ibuprofen)などの鎮痛解熱剤も小児用液体薬の在庫がない状態だ。

ハワイでも同様で、スーパーストアの薬局部門運営責任者であるメーガン・アーブルズ氏は、「小児用風邪薬の棚が空の状態が、すでに数週間続いている。子供に与える薬がないとあわてる親が続出している」と述べている。

アーブルズ氏によると、次の入荷がいつになるか不明だが、販売時には数量制限を設けることになるだろうという。

一般用医薬品協会(Consumer Healthcare Products Association)によると、問題は供給不足ではないという。同協会は声明で、「各メーカーは、現在の異常な需要に対応するため、小児用鎮痛解熱剤の補充を最大限の稼働で続けている。広範囲に渡って品不足が続いているわけではなく、協会に加入している企業は、できるだけ早い補充のため、絶え間なく小売店へ製品を出荷している。昨年同時期比65%も需要が増加していることから、一部の小売店では自主的に購入数の制限を行なっているが、これは、より多くの消費者に製品を提供するための措置だ。また、会員企業は、これらの医薬品を小売店に公平に配布し、最も必要とされている場所に製品を届けるよう協力すると同時に、各医療機関に小児用鎮痛解熱剤を用意できるよう、可能な限りの努力を行っている」と述べている。

ハワイの状況について、小児科医のテレサ・ウィー氏は次のように述べている。

「品不足はまだピークには達していない。しかし、病気をかかえた多くの子供が次から次へとやってくる。風邪、新型コロナ、インフルエンザ、気管支炎など、あらゆる種類の感染症が見られる。もし子供が風邪にかかって、薬を見つけるのが難しくても、あわてないこと。また、薬があっても買いだめなどしないように。大切なのは、充分な水分の補給。また、絶対にアスピリンや大人用の薬を子供に与えないことだ。2歳以下で高熱が下がらなかったり、呼吸が困難な場合には救急外来で診察を受けるように」

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写真:Jenari / Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.12.30)

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