11歳の誕生日プレゼントは?
ジョージア州オーガスタに住むブライソン君は11歳の誕生日のプレゼントとして150ドルをもらった。
普通ならビデオゲームとか人気のあるスニーカーとか、そういったものを買おうとするだろうが、ブライソン君は違った。
「新型コロナでたくさんの人が仕事をなくして、子供にあげる食べ物もおもちゃもないって聞いたから」
もらった150ドルを持ってお母さんと一緒に「チックフィレ」というファストフードチェーン店に行き、20人分の食事を買って地域のホームレスの人々に配ったのだ。
「チックフィレ」はジョージア州アトランタに本社を置くファストフードチェーンで、フライドチキンをウリに南部を中心に全国展開している会社だが、ブライソン君の善行の話を聞きつけた。
そしてブライソン君に次の「チックフィレ」のコマーシャルに出演してくれるように招待したとフォックスニュースが伝えている。
すでに撮影は終わっていて、来年1月から放映される予定だという。
ブライソン君のお母さんは「本当に息子を誇りに思います。ブライソンの行動は多くの人に影響を与えたし、私は感動しました」と述べている。
社会貢献をするのに年齢は関係ないが、11歳にしてこの行動は本当に素晴らしい。
写真: jmac23 / Shutterstock.com
(日刊サン 2020.12.24)
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