クリスマスまでに経済再開計画で第3段階までいけるかもしれないという状況ではなくなった。

12月17日のオアフ島における新規新型コロナ感染件数は114件で、ここ数日100件を超える感染件数を記録している。

このままさらに7日間新規感染件数が100件を超えてしまえば、まだレストランや小売店が閉鎖となる第1段階へ逆戻りする可能性さえも出てきたのだ。

カーク・コールドウェル市長は17日の会見で最新のデータを発表し、第1段階へ逆行する可能性を示唆したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

「戻る可能性がある。私は戻したいわけではないし、多くの人々が戻りたくないというのもわかっている」

第1段階へ戻れば、必要不可欠なビジネス以外は営業が許可されなくなり、同居家族以外は集まれない状況になる。

これからクリスマスに向かって、プレゼント交換や食事、パーティの機会もあるかもしれないが、規模の大きさにかかわらず、マスクの着用と社会的距離を保つことが重要だとしている。

「基本的に同居家族以外の人と会うということは、感染の危険があるということだ」

ハワイ州保健局の報告によると、クラスター（集団感染）は小規模の社会的集まりから発生している場合が多いという。

現時点ではオアフ島では5人まで、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島では10人までの集まりが許可されているが、小さい集まりなら安全というわけではない。

マスク着用と社会的距離を常に心がけることが大切だ。