コロナワクチン ハワイにも到着
アメリカ食品医薬品局(FDA)が緊急使用を承認したファイザー社製のコロナワクチンが12月13日から接種がアメリカ各地で始まった。
ミシガン州ポーテージにあるファイザーの製薬工場から13日朝に出荷が始まっている。
UPSとフェデラル・エクスプレスのトラックが工場から空港にある輸送拠点まで輸送し、その輸送拠点からアメリカ各地600拠点に向けて空輸されていく。
ジョッシュ・グリーン副州知事によると14日中にハワイに到着するとKHONが伝えている。
ファイザー社製ワクチンは超低温保管が必須なために、到着後にFDAの職員による安全確認が行われることになっている。
最初のワクチンはコロナ感染患者の治療にあたる高リスクの医療従事者に接種してもらうために利用されることになる予定だ。
グリーン副州知事は到着後2日ほどでワクチン接種を始めると発表している。
その他の島については来週となる見込みだが、12月中にハワイ全体で81,000回分のワクチン接種を予定しているという。
また、モデルナ社製ワクチンが承認された場合には、ロングズ・ドラッグとウォールグリーンが長期介護施設の入居者と職員に対して接種を行なうことになっている。
(日刊サン 2020.12.14)
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