ペルーの首都リマに住むマリベルさんの10代の息子は、市内のペットショップで見つけた可愛い子犬を13ドル相当額のお金を払って買ってきた。
その子犬には「ランラン」という名前が付けられて、最初のうちは近所の他のペットの犬たちと走り回って楽しそうに遊んでいた。
ところが成長するにつれて何かがおかしくなっていったという。
ランランは近所の家のニワトリやアヒルを追いかけ回して、時には噛み殺すようになり、怒った周辺住民とのトラブルが続発するようになった。
実は犬ではなくアンデス・キツネだったのだ。
マリベルさんは「純血種の子犬だと思っていました。家族で可愛がっていたのに残念です」とインタビューに答えている。
結局、ランランは家から逃げ出してしまい、森林野生動物局の職員が今、動物園で飼育するために行方を追っているとスカイ・ニュースが伝えている。
写真 : Shutterstock
(日刊サン 2021.11.29)
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