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【ハワイニュース】サルベーション・アーミー、3年ぶりに感謝祭の食事イベント開催

非営利団体の「サルベーション・アーミー」が、ホノルルのブレイズデル・エキシビション・ホールで、3年ぶりに感謝祭の食事を無料で振る舞うイベントを開催する。

ホノルル・スター・アドバイザーの報道によると、サルベーション・アーミーは毎年感謝祭に食事を無料提供するイベントを行っていたが、2020年、2021年は新型コロナ感染症のパンデミックのため中止されていた。

開場時間は11月24日(木)午前11時で、正午から午後1時まで食事が提供される。イベントには約2千人が訪れる見込み
団体代表のフィル・ラム少佐はニュース・リリースで次のように述べた。

「ブランジャルディ市長とホノルル郡の寛大な支援により、感謝祭の日にブレイズデル・エキシビション・ホールで、毎年恒例だった感謝祭の食事サービスを再開できることを嬉しく思います。無料の食事は誰でも利用でき、チケットは必要ありません。感謝祭の伝統的な食事で、七面鳥肉、詰め物、肉汁、ライス、サラダ、パイナップル、パンプキン・パイなどが振る舞われます」

サルベーション・アーミーは現在、イベントの受付、食事の準備、配膳のボランティア600人を募集している。また、パールリッジ・センターのジッピーズやアンナ・ミラーズなど、オアフ島のレストランやベーカリーで購入したパンプキン・パイの寄付も募っている。パイの寄付は11月20日まで受け付けている。寄付の方法は、各レストランのスタッフやサルベーションアーミーウェブサイトまで。

また、スーパーマーケット「フードランド」は現在、「Share a Holiday Feast」プログラムを12月31日まで実施している。ハワイ州内のすべてのフードランド、サックンセーブで、会計の際に寄付を募っている。寄付は現金、マイカイ・ポイントで受け付けており、収益金はフードランドのギフト券として貧困家庭などに配られる

ハワイ・フードバンクによると、州内の食糧不足率はパンデミック以来、50%以上も増加していると報告している。経済活動は再開したものの、インフレによりハワイ州の生活費が高騰し続けていることが原因と考えられている。

ハワイ州では、ほぼ6人に1人に当たる23万人以上の人々が食料支援を必要としている。また、州内の子ども4人に1人が飢餓に苦しんでいる。
現在、ハワイ州は子どもの食糧不足率が米国で2番目に高い州になっている。

感謝祭の食事提供のイベントは、ドミノ・ハワイ、KSSKハワイがスポンサーとして主催する。

そのほかの提供企業・団体は、ナレイト・ハワイ、アメリカン・フロア&ホーム、ハワイアン・エレクトリック・インダストリーズ、ロード・ビルダーズ・コーポレーション、バンク・オブ・ハワイ、カイザー・パーマネンテ、UHA健康保険。

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写真:Ken Wolter / Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.11.2)

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