在宅PCRテストキットの不足、レストラン営業に影響 マウイ島
マウイ島では在宅PCRテストキットの供給が不足しており、島内のレストランの営業を妨げているとハワイニュースナウが報じている。マウイロア薬局の薬剤師、コリー・レハノ氏は「全米で一斉に受注されたため、テストキットの在庫がない状態が数週間も続いている」と話した。
マウイ島では、多くのレストランで従業員にワクチン接種またはPCRテストが義務付けられているため、在宅テストキットの需要が特に高い。ハワイレストラン協会常務理事のシェリル・マツオカ氏は「テストキットの不足が続き、多くの従業員が仕事を休んでいる。テストを受けるのを拒み、結果を提出していない従業員もいる。彼らはシフトに入っておらず、人手不足の状態が続いている。現在、ワクチン接種を雇用条件として新たに従業員を募集している」と話した。
マウイ郡のワクチン接種率は62%で、州内で最も低い。ホワイトハウスは先週、さらに10億ドル(113億6,000万円)の資金を数百万個の在宅PCRテストキット購入に割り当てることを発表した。
写真:ilze kalve / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.10.12)
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