億万長者からハワイ島に寄付
カリフォルニアに本社を持つセールスフォースの創業者でありCEOでもあるマーク・ベニオフ氏はハワイ島に別荘を所有しているが、新型コロナウィルスの感染抑制のために100万枚のマスクをハワイ島に寄付することとなったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
金額的には190万ドルに値する寄付となり、カリフォルニア大学サンフランシスコ校にあるベニオフ・マイクロバイオ医学センターから送られる。
セールスフォースは時価1300億ドルのソフトウェア会社で、ベニオフ氏の個人資産は60億ドルと言われている。
ハワイ島の財政局長であるディアナ・サコ氏は、「ハワイ島に対するこの度の寄付には本当に感謝している」と述べた。
ハワイ島のハリー・キム市長によると、ベニオフ氏は寄付について騒がれることを望んでいないとしており、ハワイ島に対して文化的で精神的なつながりを感じているために手助けがしたいと申し出があったという。
ベニオフ氏は新型コロナウィルスの感染抑制のためにマスク着用が非常に効果的だと信じており、ツイッターでのたびたびマスク着用を呼びかけている。
(日刊サン 2020.10.12)
シェアする