自宅でできる無料コロナ検査に参加しよう
20日に行われたハワイ州衛生局の発表によると、オアフ島は連邦政府の試験プログラムに選ばれ、対象となる郵便番号(Zip Code)の地域に住む125,000人の住人が自宅でできるコロナ検査を無料で受けることができるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
このプログラムは「コロナ検査にハイと言おう!自宅でできる検査に挑戦(Say Yes! COVID Test at-home testing challenge )」と呼ばれるもので、ハワイ州衛生局、国立衛生研究所、米国疾病管理予防センター(CDC)、検査製造のクウィデル社、ヘルスケアテクノロジーのケア・エボリューション社が共同で行うことになっている。
感染していても症状のない人々が感染していることを知ることで自宅隔離を行い、その結果として感染抑制に繋がるとしている。
参加する住人には、クウィデル社から8回分の簡易抗原検査キットが送られ、週2回4週間計8回、自宅で検査を行うという。
鼻咽頭に検査用綿棒を入れて鼻粘膜壁を軽くこすってから取り出すと10分ほどで検査結果が判明する。
オアフ島内で対象となる郵便番号(Zip Code)は次のとおり。
96701, 96706, 96707, 96712, 96717, 96730, 96731, 96734, 96744, 96762, 96782, 96786, 96789, 96791, 96792, 96795, 96797, 96813, 96814, 96815, 96816, 96817, 96818, 96819, 96821, 96822, 96825, 96826, 96844, 96850, 96853, 96854, 96857, 96858, 96859, 96860, 96861, 96863.
参加を希望する人は、こちらのウェブサイトで申し込むことができる。
医療関係者によると、ワクチン接種を受けていない人や仕事や学校などで多くの人々に接触する機会の多い人々にはぜひ今回のプログラムに参加して欲しいという。
2歳以上なら誰でも参加可能だ。
検査の仕方や検査結果の見方についてはオンラインまたは携帯アプリで方法を教えてもらう形となる。
もし結果が陽性であれば、自宅隔離と医療機関での再検査を求められる。
また、今回の自宅キットによる検査結果は州内のレストランなどの利用の際や職場で求められる陰性証明には使えない。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.09.21)
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