新型コロナウィルスの感染が拡大する今の状況では、いつ誰が感染テストで陽性になったとしても不思議ではない。

ハワイアン航空やHMSAのような大企業に起こったことは、中小企業や、家族経営の小さなショップでも起こりうることだ。

では実際に、職場でコロナ感染者が出たらどうするか？

ハワイ・ニュース・ナウは、ハワイで人事サービスの提供をしているプロ・サービスという会社で、会社経営と法的対応を担当しているミシェル・キム・ストーン氏に尋ねた。

「我が社でも、毎日多くの質問をいただきます。どうやってコロナに対応すればいいか？従業員の安全は？お客様の安全は？という質問ですが、特に大きな質問は、『従業員に陽性反応がでた。どうしたらいい？』ということです。まず大きく深呼吸をして、すぐに行動をとることが重要です」

「もし従業員に陽性反応が出たり、濃厚接触者が感染した場合、即座に14日間の自己検疫をしなければなりません。もし、感染した人と接触した人と接触したというような遠い接触の場合には、従業員は引き続き仕事をすることができるけれど、症状が出ないか自分で観察しておきましょう」

「法的に、従業員に陽性反応が出たということを顧客に伝える必要はありませんが、陽性反応の従業員の個人情報を保護しつつ、何が起こっているのかをお客様にお伝えすることをお勧めします」

プロサービスでは、経営者用に新型コロナウィルス感染対策のガイドをウェブサイトにあげているので、参考になる。ウェブサイトはこちら。