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新型コロナ対応で引責辞任

新型コロナ対応で引責辞任

保健局

8月31日、デービッド・イゲ知事がハワイ州の保健局長であるブルース・アンダーソン氏と公衆衛生局長であるノーラン・エスピンダ氏の辞任を発表したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

この2名については、新型コロナウィルス感染対策における不手際からコミュニティから大きな批判の声が上がっており、解雇を要求する声が大きくなっていた中での辞任となった。

イゲ政権下において、納税局長、人事局長、労働局長がすでに新型コロナウィルス感染の真っ只中に辞任しているが、それに続いての辞任である。

イゲ知事によると、両名とも9月中に退職し、退職理由としてはリタイアをして家族と共に余生を過ごすためとしており、知事は辞表を受け入れたという。

ブルース・アンダーソン保健局長については、新型コロナウィルス感染の第一波がおさまっていた4月から5月にかけて、第二波に備えるための対策をハワイ州が全く行なわなかったことに対する批判と、感染拡大を抑制するための濃厚接触者の追跡に対して十分な対策を行なわなかったという批判が起こっていた。

アンダーソン氏の後任には救急医療を専門とする医師でもあるリビー・チャー博士が任命される予定だ。

ノーラン・エスピンダ公衆保健局長については、オアフ刑務所内で勃発した290名の受刑者と58名の刑務所職員の集団感染に対する対応の悪さが、職員組合と共に州議会議員からも批判されていた。

エスピンダ局長の後任はまだ未定だ。

一方、新型コロナウィルス感染対策の不手際は続いている。

先週の無料の感染テストでラベルを貼り忘れたことで当初およそ1,000人の再検査が必要とされていたが、今では1,700人以上の再検査が必要と判明している。

写真:JHVEPhoto / Shutterstock.com

(日刊サン 2020.9.1)

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