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世界一高価な羊

世界一高価な羊

日本で羊は「メ〜」となくが、英国では「バ〜」となく。

日本人にはあまり羊は身近な存在ではないが、スコットランドでは草原にたくさんの羊が草を食みながら暮らしている。

寒冷地のスコットランドでは、羊というのは羊毛からウールセーターを作ることができるし、食用にもなる便利な家畜だ。

そのスコットランドの競売で一頭の仔羊がおよそ5千万円で落札されたとフォックスニュースが伝えている。

この特別な羊の名前は「ダブル・ダイアモンド」といい、名前からしてただモノではない感じだが、まさに羊界のサラブレッドのような仔羊らしい。

テクセル種というオランダ原産の人気の高い品種で、育ちも早く羊肉としては理想的だという。

「ダブル・ダイアモンド」は血統がよく、母親はおよそ1千万円、父親はおよそ5百万円という価値がある高価な親から生まれたために「ダブル・ダイアモンド」と名付けられた。

しかも人工授精だというから驚きだ。

3軒の羊農家が共同で購入したこの仔羊は、もちろん羊毛用にも食肉用にはならず、交配のために用いられるという。

ちなみに、日本のブランド高級和牛として知られる神戸牛や松坂牛でも一頭400万円くらいらしいから、この仔羊の価格は桁外れだ。

それにしても5千万円分のもとを取るには長い時間がかかりそうだから、大事に育てないとね。

(日刊サン 2020.9.1)

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