ヒョンデ・モーター・アメリカは、意図しない加速を引き起こし、衝突の危険性を高める可能性のあるソフトウェアのバグを理由に、ヒョンデ・エラントラHEV約3万7997台をリコールしているとKHON2が伝えている。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)の報告によると、このソフトウェア問題はブレーキペダルを離した後に発生する可能性があるが、ドライバーはサービスブレーキ機能は「影響を受けず」、正常に動作していることを知っておく必要があるとしている。
リコール対象車両は以下のとおり。
- 2021-23 ヒョンデ・エラントラHEV
- 4ドア
- ハイブリッド電気自動車
- 生産日は2020年12月15日から2023年7月29日
ヒョンデによると、これらの車両のモーターコントロールユニット(MCU)ソフトウェアが誤って「ゆっくりとした意図しない加速」を引き起こす可能性があるという。それにもかかわらず、所有者はその車両を運転し続けることができ、10月17日(火)までに、MCUを無償で更新するためにヒョンデのディーラーに車両を持ち込む方法と時期を詳述した説明書が所有者のもとに郵便で届けられるという。
ヒョンデは、保証対象外となった車両も無償で修理を受けることができ、さらに車両を修理した結果発生した自己負担費用を、弁済計画に沿って所有者に弁済するとしている。
なお、改良されたソフトウェアを搭載した更新されたMCUは、10日(木)から新車に搭載され始めている。さらなる質問や懸念については、ヒョンデ・モーター・アメリカ800-633-5151に連絡するか、ヒョンデ・リコールにアクセスすることができる。ヒョンデ・リコールのウェブサイトはこちら。
https://autoservice.hyundaiusa.com/
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.8.30)