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ハワイ州の公共料金、全米で最も高額
 比較調査プラットフォームFinder.comレポート

ハワイ州の公共料金、全米で最も高額
比較調査プラットフォームFinder.comレポート

1ヶ月の平均電気料金が米国内で最も高いことを初め、ハワイ州の公共料金は米国内で最も高いことが、独立比較調査プラットフォームFinder.comの最新レポートで明らかになった。

Finder.comによると、2021年の米国内で公共料金が高い州「トップ5」は、ハワイ州、コネチカット州、ペンシルバニア州、アラバマ州、マサチューセッツ州。プラットフォームの分析では、ハワイ州の1ヶ月の公共料金の平均額は321ドルで、そのうち電気代は168ドル、天然ガスは152ドル。年間総額は3,856ドルとなっている。それに対しアイダホ州の1ヶ月の公共料金の平均額は104ドルで、そのうち電気代が94ドル、天然ガスが9ドル。年間総額は約1,247ドルで、公共料金が最も安い州としてランク付けされている。

ハワイ州の電気料金が全米平均の3倍にもなる一方で、米国エネルギー情報局のデータによると、ハワイの平均的な住宅の月間電力使用量は、メインランドの877キロワット時よりも40%少ない525キロワット時となっている。ハワイ州における電力の平均小売価格は1キロワット時あたり28.7セントであるのに対し、全米の平均小売価格は1キロワット時あたり10.5セント。一方でハワイでは、屋外太陽光発電システムを使用する住宅用電力の割合が全米平均を上回っている。

アイダホ州に次いで公共料金が最も安い州は、ニューメキシコ州、ユタ州、コロラド州、ワシントン州。オーストラリアを拠点とするFinder.comは、エネルギー効率の高い家電製品等の購入や、デバイスを使用していない間はプラグを抜いてエネルギー消費時間を調整することによる生活エネルギー消費料金の削減を提案している。

(日刊サン 2021.04.22)

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