8月27日から2度目のロックダウンとなるオアフ島では、失業者が再び増加すると予想されているが、連邦政府からの週600ドルの特別追加金は7月末で終了してしまっており、州の失業保険だけが頼りという状態だ。

通常の失業保険を請求できるのは26週間のために、3月に失業した人々はもうすぐ終了となるが、さらに13週間の失業保険延長制度があるため、利用したい。

ただし、新型コロナウィルスが原因で失業した場合に限られるために、その他の理由で仕事を失った場合には適用されないので、注意が必要だ。

また、デービッド・イゲ知事は連邦政府からのLWAプログラムに参加することを決めたとKHONやホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

連邦議会で民主党と共和党が更なる新型コロナウィルス対策について合意できないために、8月8日にトランプ大統領が大統領命令として新たな特別追加金の支払いを可能にしたものだ。

これはロスト・ウェイジ・アシスタンス・プログラムというもので、連邦政府から週300ドルが失業保険特別追加金として払われる。

このプログラムは連邦政府から300ドル、州政府から100ドル、合計400ドルの特別給付金となっているが、州政府からの100ドルは失業保険で既に支払われているために、実際に失業者が追加で受け取ることができる金額は300ドルとなる。

支払いは8月1日からに遡って失業者に送られるが、受け取るには条件がある。

州からの失業保険の受け取り金額が週100ドルを超える人のみ、失業理由が新型コロナウィルスによるものという条件だ。

現在、ハワイ州の失業保険は週5ドルから週648ドルの間であるが、週100ドル以上もらっていないと追加の300ドルももらえない仕組みだ。

また、この新しいLWAプログラムは連邦政府の準備資金がなくなるまでというプログラムのために、多くの人が受け取ることで資金が早くなれば終了してしまう。

そうでなければ12月26日までの予定だ。

また、連邦議会で新しいコロナ対策を決議する可能性もあるため、その場合にはこのプログラムが変更される場合もある。