新型コロナウィルス感染対策として州外からハワイに到着した人々には14日間の自己検疫を課しているが、ルールを守らずに外出する人々が後を絶たない。

そこでハワイ州は、対象者が部屋で自己検疫しているかどうかをスマホアプリを通じて位置情報確認をするプログラムを導入する予定である。

この「ハワイ・セイフ・トラベル・アプリ」によって警察や検疫官が自己検疫違反者を摘発するプログラムは8月17日から導入する予定になっていたが、予定が遅れて8月末になったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

今後、ハワイの空港に到着する人々は、名前、到着日、滞在期間や滞在場所などの情報を求められる。

空港では州職員がそのオンラインフォームの記載内容を確認し、その情報は自己検疫対策チームと共有されるというわけだ。

GoogleとスプリングMLが共同開発したこのアプリの開発には63万8000ドルかかったが、連邦政府からのコロナ対策費が当てられる。

10月1日以降に再開される予定である州外からの旅行に向けて、旅行前感染テストプログラムとともに運用される見通しである。