高齢者向けアフォーダブルハウス、2023年完成予定
モイリイリ地区
モイリイリ地区にある築100年近くの家が立ち並ぶ住宅群は、高齢者用アフォーダブルハウス建設のため来月解体される予定だ。
計画されているアフォーダブルハウス「ハレ・マケナ・オ・モイリイリ」は、105戸6階建て複合施設アパートで、建設期間は17ヶ月と見込まれている。55歳以上の低所得者を対象に、スタジオ、1ベッドルームのユニットを月521~1,226ドルの家賃で提供する予定。105戸のうち、92戸はホノルルの世帯収入中央値(単身者4万2,300ドル、夫婦4万8,350ドル)50%未満の人々が対象になる。6戸は世帯収入が中央値50%の人々、別の6戸は世帯収入が中央値最大60%の人々が対象。施設内には管理者用1戸も含まれる。アパート完成予定の2023年2月までに入居者の募集が開始される。
プロジェクト開発を請け負うスリーリーフ・ホールディング(本拠地カリフォルニア)は、このプロジェクトについて、建物の高さ制限150フィート(45.7メートル)を超えず、多数のビジネスと集合住宅が混在するモイリイリ地区の特色を変えない「スマートグロース」の一例と特徴付けている。
写真:Markus Mainka / Shutterstock.com
(日刊サン 2021.08.23)
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