コロラド州アスペンといえば超高級リゾート地として有名で、一戸建ての平均価格が640万ドル（約7億円）だという。

しかもこれらの家は別荘で、普段は別のところに邸宅を構えているという一般庶民からは考えられない生活だ。

新型コロナウィルス感染が猛威を奮っているアメリカでは、感染を防ごうと家族で別荘に篭る人たちが少なくないが、小さな子供がいれば面倒を見てくれるシッターさんが必要になる。

ある家族がアスペンで募集しているシッターさんの給料が、なんと12万ドルから13.5万ドル（およそ1300万円から1500万円）だとフォックスニュースが伝えている。

この高額なシッターさんの条件は次のとおり。

5年以上の幼児教育の経験があり、イタリア語、スペイン語、フランス語などの第2外国語を話せ、スキーとスノーボードができ、家族とともに海外旅行に同行することができ、アスペンの別荘に家族と同居しながら、4歳の子供の面倒を見ることができる人だ。

アスペンでは多くの富豪たちが別荘で暮らすため、家政婦やシッターの需要は普段でも高いが、今年は特にシッター、家政婦、運転手、家庭教師が足りなくて大変だという。

お給料も高額だが、こんなハイスペックなシッターさんを見つけるのは大変そうだ。