ガソリン料金 まだ上昇予想
夏の旅行シーズンだというので車で旅行に出ようという人々には頭の痛い問題が起こっている。
ガソリン料金がどんどん上昇しているのだ。
これはハワイにだけ起こっている現象ではなくて、アメリカ全土でガソリン料金の高騰が起こっているとKHONが伝えている。
7月8日現在の全国平均は1ガロンあたり3.14ドルで、前日より1セント1週間前より2セント上昇している。
アメリカ自動車連盟(AAA)によると、ガソリン料金はこれから8月中まで10〜20セント上昇するとみられ、2014年以来の最高値となるだろうと言われている。
「この値段だともうどこにも行きたくないと思ってしまう」とあるドライバーは述べている。
新型コロナウィルス感染による規制が終わって、旅行需要が高まって多くの人が旅行に出かけるようになったこと、原油価格が上がっていること、そしてコロニアル・パイプラインがサイバー攻撃にあったことなどが高騰している理由だ。
カリフォルニア州では1ガロンあたり4.30ドル、ハワイ州でも4ドルの大台にのっている。
アメリカ中で一番価格が低いのはミシシッピー州とルイジアナ州だという。
AAAでは9月のレーバーデーを過ぎることには値段も少し落ち着いてくると予想している。
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.07.08)
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