ヒッカムからF-22戦闘機 3機が緊急離陸
米軍当局者は「ロシア海軍の演習に応じ、6月13日にジョイントベース・パールハーバー・ヒッカムからF-22戦闘機3機が緊急離陸した」と述べた。CBSニュースの報道によると、ヨーロッパでロシアのプーチン大統領とバイデン大統領の初会談が行われた直後、ロシア海軍の演習がハワイ沖西約300~500マイル(483~805キロメートル)の地点で実施された。この演習には水上艦、潜水艦、長距離爆撃機が含まれ、ロシア海軍が実施した冷戦終結以来最大の太平洋演習だった。米太平洋空軍はロシア軍の爆撃機の飛行に応じ、パールハーバー・ヒッカムからF-22戦闘機を緊急離陸した。米防衛当局は「ロシア軍の爆撃機は防空識別圏に入らなかったため、迎撃されなかった」と述べた。また、米軍当局者は「ロシア軍の演習に応じ、米海軍第三艦隊がハワイ沖の当該地域に接近した」と述べた。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.16)
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