オアフ島、第4段階に移行へ
先週の金曜6月11日にリック・ブランジャルディ市長はコロナワクチン接種がオアフ島の人口の50%を超えたことから、ホノルルは経済再開計画における第4段階へ移行した。
第4段階に移行し、屋外での人々の集まりは25人まで、屋内では10人までが許されることになり、屋内での団体スポーツの観戦は収容人数の33%までが許可されることとなった。
屋外での結婚式は200人までが可能となり、路上レースやトライアスロンなども許可制で行なうことができる。また、ナイトクラブやカラオケ店なども営業が可能となり、コンサートやコンベンションなども50%の収容人数で開催が可能となった。屋外イベントは67%の収容人数で開催できる。
しかし、このような店舗やイベントに参加するためには、運営側にワクチン接種が終了したことを示すカードを提示することが求められる。
ブランジャルディ市長は、運営側がワクチンカードや陰性証明を確認することを信用して営業を許可する事にしたと述べている。
「もしこのルールを守らずに。集団感染(クラスター)などが起こった場合には、また営業を閉鎖する事になるだけです」
ブランジャルディ市長によると、もしワクチン接種率が60%を超えれば、さらに規制を緩和することを検討するという。さらに接種率が70%を超えれば、経済再開計画自体をなくすことも可能だという。
しかしながら、ワクチン接種に関してまだ躊躇する人々がいることも確かで、60%や70%の接種率がいつになったら実現するのか予想ができない状況だ。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.14)
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