コナコーヒーベルトの降水量、例年より約200%増 ハワイ島
ハワイ島のコナコーヒーの生産地域で先月、例年よりもかなり高めの雨量を記録したとA P通信が報じている。ケアラケクアでは、5月に例年の240%にあたる12.86 インチ (32.6センチ) の降水量を記録。この数値は昨年5月の9.76インチ(17.6センチ)よりも3インチ(7.62センチ)高い。国立気象局の専門家、ケビン・コダマ氏は「コーヒーベルト全域でかなりの降水量が観測され、全てが例年の200%を上回るか、わずかに下回る数値になっている」と話した。ケアラケクアで5月3日に観測された 1 日の降水量は 2.28 インチ (5.79 センチ)で、5月初旬でピークに達した。一方、国立気象局が観測した5月のハワイ島の降水量は、ほとんどが平均以下であり、コーヒーベルトがある東海岸を除いた島全域が干ばつ状態にあるという。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.06.08)
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