お店での支払いはカードで
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ハワイでは多くのビジネスが再開されようとしているが、新型コロナウィルス感染の中で「非接触」を維持するために、小売業ではキャッシュレス(カードでの支払い)の動きが大きく広がっている。
コンサルタントのマイク・ハマス氏は「消費者はすでに安全性と利便性から電子決済に流れてきていたが、今回の感染でキャッシュレスが加速されてきている」と述べた。
「小売店はカードしか受け取らないというわけではないが、今の状況で現金授受は衛生的ではない。多くの人々が触れた現金に触れたいとは思わない」
米国疫病衛生予防センター(CDC)では、小売業者に対して「タッチレス決済オプションの使用」を奨励し、現金の取り扱いを最小限にするようアドバイスしている。
新しいクレジットカード決済機では、店側はクレジットカードも触ることなく、顧客が自分でカードをかざすだけの完全なタッチレスで取引を完了することができる。
小売店では、感染の危険を最小限にするために手指消毒剤を用意し、店内の消毒をし、入店する人数を制限し、衛生面に非常に気を配っており、多くの人間が触れた現金に対して敏感になっている。
カハラモールにあるホールフーズでは、現金での支払いができるレジは2つだけで、その他は全てカードでの支払い専用となっている。
また、顧客が自分のエコバッグを店内に持参することも禁止しており、バッグへの袋詰めは店外で行わなければならないとホノルル・スター・アドバタイザーは伝えている。
(日刊サン 2020.6.04)