ハワイカイのポートロック・ロード・ビーチ、19日に一般公開
ハワイカイのポートロック・ロード・ビーチが一般公開された。19日、379ポートロック・ロード近くで、ビーチへの通路を封鎖するために使用されていたゲートが取り外された。取り外し作業の際、少なくとも5人の警官が待機していたと言う。ゲートが取り外された後、「緊急避難所」として黄色い標識が2つ設置された。
2019年3月、ホノルル市がポートロック・ロード・ビーチへの通路を土地収用のために使用する権利を求めて訴訟を起こした。最近下された裁判所の判決で、市は一般の人々が利用する目的でビーチへの通路を所有することができた。
ポート・ロックロード・ビーチへの通路を公共化するにあたり、非営利団体ハワイカイ・フイのアン・マリー・カーク氏は、1997年から、一般の人々が通路を利用できるよう解決策を講じてきたという。マウナルア地区に50年以上住んでいるカーク氏は「過去20年間、ビーチに続く通路の封鎖と開放が繰り返されていた」と語った。この通路が封鎖されていた時、ポートロック・ロード・ビーチに行くには岩の多い海岸線を歩く必要があり、とても危険だったという。
一方、この通路の近くに住む人は「以前通路が一般に解放されていた際、盗難、不法侵入、ポイ捨てなどが頻繁にあった」と話し、今回の解放にも賛成していないという。
(日刊サン 2021.05.20)
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