日差しあふれる春の到来に誰もが喜びを感じているとは限らない。花粉症に悩まされている人はなおさらだ。
「米国喘息アレルギー財団(Asthma and Allergy Foundation of America)」は、20日(水)、花粉や植物アレルギーを持つ人にとって最も住みにくい都市を示すデータを発表した。
全米主要都市の「花粉アレルギーを持つ人にとって最も住みにくい都市」ワースト5位は下記のとおり。
1位:カンザス州ウィチタ
2位:バージニア州バージニアビーチ
3位:サウスカロライナ州グリーンビル
4位:テキサス州ダラス
5位:オクラホマ州オクラホマシティ
一方、アレルギーを避けるために住むのに最適な都市は以下。
1位:オハイオ州アクロン
2位:ニューメキシコ州アルバカーキ
3位:ウィスコンシン州マディソン
4位:カリフォルニア州サンノゼ
5位:オハイオ州クリーブランド
疾病管理予防センター(CDC)によると、5000万人以上のアメリカ人がアレルギーに悩まされているという。アレルギーを持つ人は、症状を抑えるために服用できる薬や、地域の花粉飛散量の最新情報をすでに知っているが、症状を和らげるためにできることとして、暖炉のフィルターを頻繁に交換したり、HEPAフィルターを購入することなどの対策も推奨されている。また、寝る前に髪を洗うのも効果的だという。
アレルギーを持つ人にとって最も住みにくい都市100位の全リストはこちら。
https://aafa.org/wp-content/uploads/2024/03/aafa-2024-allergy-capitals-report.pdf
画像:stock.adobe.com / Africa Studio
(日刊サン 2024.3.21)
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