ハワイ緊急事態管理局(HI-EMA)は今週、オアフ島の6カ所で新規または変更された警告サイレンのテストを行う予定であるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
HI-EMAのジェームス・DS.バロス長官は、「サイレン近代化作業は、ハワイ州が直面するあらゆる危険に対して、ハワイの警報・警告システムを準備するのに役立つ。この取り組みを支援してくれた立法府に感謝している」と述べ、テストで新しい機器が州全体のネットワークの一部として正しく機能するかどうかを確認するとしている。
ハワイの全災害用屋外警報システムは、400以上のサイレンで構成されており、津波やハリケーンなどの災害の危険がある際、警報を発することで市民に身を守るために直ちに行動を起こすよう促す。
今週行われる機器テストには、新しいサイレンの設置場所、既存のサイレンの移設、機器のアップグレードが含まれる。
テストは16日(木)~17日(金)の午前9時~午後4時に行われる。各サイトでのテストは通常30~60分程度。
テストが実施される具体的な場所は以下の通り。
- ワイアナエ高校(ワイアナエ)
- ブース地区公園(ヌウアヌ・パンチボウル)
- マウナルア・ベイ・ビーチ・パーク(ハワイカイ)
- ケアプカ近隣(カネオヘ)
- カプナハラ小学校(カネオヘ)
- ラエナニ・ビーチ・パーク(カネオヘ)
テストが行われるサイレン機器から1マイル(約1.6キロ)以内の範囲では、さまざまなサイレン音(定常音、ハイロー、タンパー警告など)が響くが、住民は何もする必要はなく、危険もないとしている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.15)