オハイオ州の女性が、いま全米で人気の真空断熱マグ「スタンレー（STANLEY）」のタンブラーのおかげで銃弾に当たらずに済んだというニュースがソーシャルメディアで話題になっているとGrayNewsが伝えている。

22歳のレイチェルさんは、2月12日（火）、婚約者のデイビッドさんと一緒にステューベンビル市にある自宅にいたところ、外から銃声が聞こえだしたという。7発から8発の銃声が響き、その後、銃弾が家の壁を突き破り、彼女の目の前に置いてあったスタンレーのタンブラーに跳ね返った。そのおかげで弾丸は方向を変え、香水のボトルを貫通してから、キッチンの床に落ちた。ふたりは、警察官が到着するまで隠れていたという。

その後、レイチェルさんはこの出来事についての動画をTikTokに投稿し、広く拡散された。動画には、弾丸の通り道が記録されており、壁を貫通した穴、スタンレーについた弾丸が跳ね返った跡、香水瓶の穴、キッチンの床に弾丸が落ちている様子も映っている。

一部のTikTokユーザーが主張の信憑性を疑う中、追ってレイチェルさんは警察が自宅に入って現場を調査している様子を映した動画を投稿した。

スタンレーのファン仲間の中には、このお気に入りのタンブラーが銃弾に対しても耐久性があると信じている人も多く、「防弾チョッキなんて必要ない。スタンレーを手に取ればいいんだ」「スタンレーは不滅だと確信している」といったコメントも寄せられている。