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【ハワイニュース】2件の化学薬品による襲撃事件、関連性が浮かび上がる

123日にアラモアナセンター前で起きた25歳の中国語教師への酸による襲撃事件の容疑者は、昨年4月にミリラニで発生した同様の事件の容疑者と共謀していたようだ。

ホノルル・スター・アドバタイザーの報道によると、この2人の容疑者は、共謀の疑いで、12日(火)にオアフ島の大陪審によって起訴された。2人はオアフ・コミュニティ矯正センター(OCCC)で知り合い、昨年4月の事件の犯人について撹乱させるためにアラモアナでの事件を引き起こしたとみられている。

ポール・M・キャメロン容疑者(21歳)は、昨年47日、ミリラニの24アワー・フィットネスの外で元恋人に酸を浴びせ、顔と体に重度の化学やけどを負わせた疑いで、4月からオアフ共同体矯正センターに収監されている。一方、セバスチャン・マクワン容疑者(30歳)は、中国語教師が重体となった123日のアラモアナでの酸による襲撃事件で、第2級殺人未遂の疑いで125日に逮捕された。

両容疑者は、マクワンが麻薬と暴行の罪で裁判を待っている間に、OCCC内の同じモジュールで知り合った。

起訴状では、キャメロンがOCCC収監中に、酸の入手先を含む酸攻撃の方法を詳述した文書を作成し、自身の「係争中の裁判に役立つ酸攻撃の計画について」マクワンに話したとされている。

2人は殺人未遂の第1級共謀罪、および/または第2級殺人未遂罪、および/または第1級暴行罪で、12日(火)に起訴された。キャメロンは第1級殺人未遂、第2級殺人未遂共犯、第1級暴行共犯でも起訴されている。マクワンも第1級殺人未遂、第2級殺人未遂、第1級暴行で起訴されている。なお、第一級殺人未遂罪には、仮釈放の可能性のない終身刑が義務づけられている。

ホノルル検察のスティーブ・アルム検事は、声明にて、「起訴に至った証拠収集に当オフィスの捜査官や副検事と協力してくれたHPDの犯罪捜査部殺人課の功績は大きい。起訴状には、見ず知らずの罪のない女性を重傷を負わせた極悪非道な計画が詳細に記されている」と述べた。

画像:Shutterstock.com

(日刊サン 2024.3.13)

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