バーも団体スポーツも再開が承認
3月11日にリック・ブランジャルディ市長は会見で、現在第3段階にあるオアフ島経済再開計画について変更事項を発表した。
この変更によって屋外での団体スポーツとバーの再開が承認されたとKHONが伝えている。
葬式に関しては人数制限は撤廃され、卒業式やセミナーなども社会的距離を維持する限り開催が認められたという。
バー再開は今までの予定では第4段階に移行してから検討するというものだったが、ブランジャルディ市長の決断により、レストランと同様のルールに則って運営され、かつ、アルコール類の提供は午後10時から深夜12時まで延長が許可された。
これにより、食べ物を提供しないバーでお酒を飲みながらちょっと遅くまで楽しむことができるようになったというわけだ。
テーブル間の社会的距離を保ち、同一テーブルで集まることができるのは10人まで、立ち飲みは許可されておらず、必ず着席していなければならない。
ブランジャルディ市長は「100軒以上のバーがずっと閉店したままになっている。再開する時が来た」と述べている。
バー経営者たちは2時間の営業時間延長についても、ビジネスに非常に大きな助けになると歓迎している。
酒類販売を管理しているリカー・コミッションは「当局はホノルル市長のバー再開の決断を支持いたします。市長が発令している緊急命令のルールを遵守して安全にビジネスの再開を行ってください。当局は新型コロナウィルス対策として設定されたルールが遵守されているかどうかを常に監視して、違反を見つけた場合には厳正に対応してまいります」と発表している。
屋外の団体スポーツに関しては、青少年による組織的チームスポーツ(少年サッカーチームなど)については4月12日から、成人チームスポーツについては4月19日から許可されるとしている。
しかし、試合中に側で応援する保護者や家族なども含めて観客は一切許可されず、ポットラックなどの試合後の食事会も許可されない。
もしこのルールに違反した場合には、試合会場の予約を取り消しされるなどの処分を受けることになるから、十分に注意が必要だ。
(日刊サン 2021.03.12)
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