バージニア州シャーロットビルに住むライランド・ディックマンさんはまだ17歳だというのにとんでもない偉業を達成したとフォックス・ニュースが伝えている。

ライランドさんは今年5月、17歳で大学を卒業したのだ。

リバティー大学のオンラインプロブラムで経営学の学士号を取得したのだが、大学の発表によるとリバティー大学で最年少の学位取得者だという。

しかもその2週間後に、シャーロットビルにあるコベナント高校を卒業した。

要するに高校卒業前に大学を卒業したというわけだ。

ライランドさんはインタビューに対して「本当に感激しています。過去3年間頑張ってきた全てが報われました。達成したかった目標を達成できました」と答えている。

ライランドさんの母親のラトリシアさんは、高校卒業前に大学に入学したときには驚いたけれども、高校卒業前に大学を卒業したことには驚かなかったという。

「ライランドは一度決めると目標に向かってまっしぐらに進んでいく性格です。5年生の時にドイツ語を勉強すると決めたのですが、すぐに自分で勉強を始めて独学で話せるようになっています」

ライランドさんは大学で7カ国語を学んでおり、特にドイツ語とイタリア語は非常に堪能だという。

高校生としては、ミュージカルに参加したり、生徒議会の議長を務めたりとさまざまな活動も行った。

コロナ禍中では高校もオンラインになったため、高校と大学の授業に没頭したという。

ライランドさんは経営に特化した国際弁護士になるために、今後イタリアかドイツの大学院で法律学を学ぶ予定だ。

ラトリシアさんは「息子が家から出て行くのは少し寂しいけれど、地元にいてはできないことをする才能があるようだから、世界に出て行ってやりたいことをやっていくでしょう」と暖かく見守っている。