ドイツのベルリンにある公共のプールでは、間もなく女性がトップレスで泳ぐことが可能になるとフォックス・ニュースが伝えている。
正義、多様性、反差別を標榜するベルリン上院の声明によると、ある女性が、男性と同様に女性もトップレスで泳げるべきだと上院の平等待遇行政監査事務所を訪ねたという。この女性の訴えと行政監査の関与によって、ベルリン市の公共プールを運営する「Berliner Baederbetriebe」は、服装の規則を変更することを決定した。
行政監査事務所のドリス・リープシャー氏は、「男性、女性、ノンバイナリーにかかわらず、すべてのベルリン市民に平等な権利を確立し、Baederbetriebeのスタッフにも法的確実性をもたらすこの決定は、大いに歓迎すべきものだ」とコメントしている。また、このルールが一貫して適用され、強制退場者などが出ないようにすることが重要だとも述べている。
なお、過去にベルリンのプールでトップレスになった女性は、体を隠すか立ち去るよう求められ、場合によっては再入場を禁じられたという。
この新ルールがいつから施行されるかは、現段階では未定となっている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.3.10)