2月21日(月曜日)に行われたアロハ・スタジアムで行われたグレート・アロハ・ランは、取り壊し前に予定されている最後のイベントとなったとKHONが伝えている。
アロハ・スタジアムではこれまで数々のイベントが行われてきた。
アメリカン・フットボール、マイナーリーグ野球、ボクシング、コンサートなどだ。
1番の思い出としてクレア・ナカムラさんはブルーノ・マーズのコンサートを挙げて「本当に素晴らしかったです」とコメントし、ラリー・ベイルさんはハワイ大学アメフト部のホームスタジアムとして46年間利用された中でも1989年のブリンガム・ヤング大学(BYU ユタ州)との対戦での勝利を印象深い思い出として挙げている。
新しいアロハ・スタジアムは今後エンターテイメント地区(NASED:New Aloha Stadium Entertainment Disrict)の中心として生まれ変わることになっており、再開発の工事は2023年から始まることになっているものの計画の提出は2022年前期へと延期されている。
州上院議員のグレン・ワカイ氏は「私たちは『こうしたい』という希望を伝えて、開発を請け負うことになっている3つの会社に対してアイデアを提出して貰えばいいのです。3社はアロハ・スタジアムの将来像を形成することができるはずなのに、完全な書類が提出されるのをただ待っているだけです。これは時間と資金の無駄遣いです」と述べている。
NASEDの建設計画はすでに開発業社は3社に絞られており、今年中には業者との契約が結ばれて2023年から工事が始まることになっているが、工事がいつまでに終了するのかは決まっていない。
ワカイ議員は「多分2025年の終わりになって、イゲ政権が残された任期の最後の数カ月になっても建設を完成させようとしない緊張感のなさに対して、私は非常に不満を持っているだろうと思います」と述べている。
シェアする
写真: cleanfotos / Shutterstock.com
(日刊サン 2022.2.22)