15日(木)、インドの動物園で自撮りをしようとライオンの囲いに飛び込んだ男性がライオンに傷つけられて亡くなったとGrayNewsが伝えている。
地元警察によると、ティルパティにあるS.V.動物公園で、午後2時30分頃、ドゥンガープと名付けられたライオンの近くの立ち入り禁止区域に忍び込んだ38歳のプラハラッド・グルジャールさんは、酔っ払っているように見えたという。警告を受けたにもかかわらず、グルジャールさんは囲いの4フィートの壁と6フィートの金属フェンスを乗り越え、中に飛び込んだ。2頭のライオンは一日中檻の中にいるが、1頭のライオンは展示のために毎日放されている。
ティルパティ動物園の学芸員であるC・セルヴァム氏は、「飼育係が気づき、グジャールさんが立ち入り禁止区域に入らないよう注意したにもかかわらず、彼は高さ6フィートのフェンスを乗り越え、ライオンの囲いに飛び込んでしまった。このような事故を防ぐため、最大限の注意を払っている。今後、このような事件を防ぐために、セキュリティ対策をもう一度見直す予定だ」と語った。
セルヴァム氏によると、動物園のスタッフは男性を救出しようとしたが、うまくいかなかったという。インディア・タイムズ紙によると、ライオンは男性を隅に引きずり込み、ライオンのエリアに入ってから10分も経たないうちに、男性は傷からの出血多量で亡くなったという。なお、このような事件は初めてだという。
X(旧ツイッター)で、タイムズ紙のスダカル・ウドゥムラ記者は、ライオンの映像や画像、現場の余波をシェアした。襲撃後、ライオンは夜間檻に閉じ込められた。
男性の親族には死亡が報告され、遺体はSVRR政府総合病院に運ばれ、死後検査が行われている。
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