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【ハワイニュース】州国土自然資源局が侵略種への警戒を喚起 2月は強化月間

海に囲まれているハワイの島々に、本来ならハワイにないはずの侵略種の動物や植物が増えていることに関して、ハワイ州国土自然資源局が警戒を強めているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

当局では2月を強化月間として、侵略種をハワイに持ち込むことがどんなに大きな問題となるか、駆除のためにどれだけ多くの税金が使われ、地元のビジネスに打撃を与えるかということを一般に啓蒙する活動をしている。

侵略種はハワイの生態系システムに影響を与えるだけでなく、私たちの日常生活すらも変えてしまいかねない大きな問題だという。

マウイ島の農家では、アクシス鹿が農作物を食べてしまい収穫ができない状況におちいっている。

そのために出荷する作物の価格を上げざるを得ず、私たちが手に入れる食べ物の値段が上がることになる。

小さな火蟻は人を刺して痛みを与えるだけでなく、作物に被害をもたらし、ペットにも被害が出ると言われている。

小さい植物や動物は発見するのが困難なために長期間にわたって増殖し続け、気づいた時には拡大している危険がある。

これらの侵略種を完全に排除することは非常に難しいが、成功した事例もある。

カホオラウェ島では島内からヤギ、羊、牛を排除した結果、森林破壊につながる表土の損失がなくなったという。

国土自然資源局の行っている侵略種についての啓蒙活動についての詳細はこちらから。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.2.4)

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