世界でも高レベルのアクロバット飛行を見せてくれるアメリカ海軍所属のブルーエンジェルスの一機が、フロリダ州からの長い船旅を終えて、2月2日ホノルル港に到着したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。

昨年引退したその一機のブルーエンジェルは、FA18Cホーネットととも呼ばれるものだが、パールハーバーの航空博物館に展示されることになっている。

2月8日から12日の間、ブルーエンジェルは博物館の保存チームとボランティアによって再度組み立てられ保存作業を行われることになっているが、その作業自体も一般に公開されることになっている。

その作業が終了した後に、ブルーエンジェルは歴史的飛行機79内で展示される予定だ。

パールハーバー航空博物館の館長であるエリッサ・ラインズ氏によると「ブルーエンジェルスは75年もの間、観衆を感動させてきた素晴らしい飛行機です。このブルーエンジェルFA18Cを展示することができて本当に嬉しく思います。この飛行機は、強さと規律、発明のシンボルです。パールハーバーという歴史的な場所で、飛行を夢見る若い人々に対するインスピレーションとなるでしょう」としている。

現在大空でアクロバット飛行を見せているブルーエンジェルスはもう少し大きい飛行機でFA18EFスーパー・ホーネットと呼ばれ、非常に緻密な飛行で有名だ。

2021年はブルーエンジェルスが生まれてからちょうど75周年を迎える。