新型コロナウィルスに感染もしくは接触者となったことで出勤できない人々が増えている中で、医療機関でも同様の事態が起こっている。
そこで本土からの支援を要請していたのだが、この度クイーンズ・ヘルスケア・システムズに100人以上の支援医療従事者が到着したとKHONが伝えている。
この派遣にかかる費用は連邦緊急事態管理庁(FEMA)が負担している。
クイーンズによると、看護師、呼吸器官セラピスト、放射線技師など合わせて115人が週末に到着して、直後にオリエンテーションに参加、17日(月曜日)からすでにパンチボウルとウェスト・オアフのメディカルセンターにある各部署で勤務を開始したという。
クイーンズ・ヘルスケア・システムズのCEO兼社長であるジル・ホガード・グリーン氏はオリエンテーションの会場で到着した医療従事者に対して「皆さんがハワイに支援医療従事者としてきてくださったことは、地域社会とハワイの医療従事者にとって本当に大きな力となりました」と述べている。
また、クイーンズは、ヌウアヌにあるクアキニ・メディカル・センターにある急性専門医療ユニットで発生したクラスター(集団感染)について注意深く見守っているという。
クイーンズでは、ワクチン接種、追加接種、マスク着用、手洗い、社会的距離、混雑の回避、調子が悪いときには在宅措置を推奨している。
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写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2022.1.18)