「ハワイで日本のおいしいパンを食べるならブルク！」がすっかり定着したブルクベーカリー。北海道産の小麦を輸入し、防腐剤や着色料などを一切使わずに手作りパンを一から毎日作っている。そんなブルクが“がんばろうHawaii”を応援する、『お惣菜パン、デニッシュ、スイーツパン全品２ドル均一！』という、嬉しいお買い得企画を打ち出した。
現在、オアフ島には５店舗。3月下旬に非常事態宣言が発令されてから、マノア店とカハラ店のテイクアウト販売に絞り、新型コロナ感染予防対策を徹底して営業してきた。効率の良いセントラルキッチン方式に頼らず、従来通りそれぞれの店の奥にある厨房で、パン職人が早朝４時から生地をこね、お惣菜パンやデニッシュ、スイーツパンや各種食パンなど50〜70種の創作パンを仕込み、正真正銘の焼き立てを店頭に並べている。
ブルクベーカリー・ハワイの代表のミホ・ヨシオカ・フェルナンデスさんは、
「感染予防対策は、入店制限をしてソーシャルディスタンスを守ること、ビュッフェ方式でパンを自由に取っていただくのを工夫し、パン棚には扉をつけ、個別包装も導入し、トングやトレーはそのつど消毒するようにしています。スタッフは全員、健康チェックをして、店内ではマスク、ディスポーザブルの手袋を着用。会計のレジでもサニタイザーを用意するとともに、お客様毎に接触箇所の消毒を徹底しています。もう、思いつく限りの全ての感染予防対策を施していますので、お客様も働くスタッフも安心してくれています」
パールリッジ店と アラモアナ・マウカ店も営業を再開!!
感染予防対策が順調に機能したのを受け、９日からパールリッジ店も営業を再開した。
「アイエアやワイパフなど遠方から、カハラ店にパンを買いに来てくれる方が出始めたんです。どうしても食べたくなったと。嬉しくて、パールリッジ店の再開を決めました。再開初日の9日、ほとんど宣伝をしていなかったのに、口コミで朝からお客さんが来てくれて、皆さんマスク着用もソーシャルディスタンスも気持ちよく守ってくださって、笑顔で再会できました」
16日には、アラモアナセンター山側の１階の店舗も再開する。
「ステイホームで不自由な生活をしながらも、お互いを思いやっている皆さん。子ども達も学校に行けなくて、友達にも会えなくて、それでもおとなしく自主隔離を守っている。静かなる決意の素晴らしさ、ハワイの島を守ろうというアロハのスピリッツです。16日と17日の２日間、お惣菜パン、デニッシュ、スイーツパンを全て２ドル均一にするのは、皆さんの頑張りへのリスペクトと、おいしいパンを食べて、少しでも笑顔を取り戻して欲しいというブルクのささやかなフレンドシップです」
ブルクで一緒に働きませんか！ スタッフ募集中!!
パン職人の先頭に立って、毎朝パン作りをしているミホ代表から、もう一つの案内。
「おいしいパンが好きな方、ブルクで一緒に働きましょう！ パールリッジ店では、現在アシスタントマネージャーや、フルタイム、パートなどのスタッフを募集中です。焼きたてのパンをディスプレイしたり、接客やレジなどのお仕事です。ブルクではスタッフの感染予防対策も十分サポートしますので、安心して働いてもらえます。米国就労許可をお持ちの方、日常英会話ができる方が対象で、保険など各種ベネフィットも完備しています。どうぞ、下記まで履歴書を送りください」
（取材・文 奥山夏実）
BRUG Bakery
マノア店／カハラ店／アラモアナ・マウカ店／パールリッジ店
【営業時間】8 a.m.–6 p.m.
（パールリッジのみ、日曜 5 p.m.閉店） ※アラモアナ・ラナイ店は一時休業中
