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コラム 世界のマグロを追いかけて男の旅 こぼれ話

【3年ぶりのニューヨーク 8】ニューヨークを歩く日々

 ニューヨーク市は人口880万人をかかえ、マンハッタン、ブルックリン、ブロンクス、クイーンズ、スタテンアイランドの5つの区からなっています。マンハッタンは、南北に伸びる幅4キロ長さ20キロの島であり、西側にハドソン・リバー、東側にイーストリ・バーとハーレム・リバーに挟まれています。世界で最もエキサイティングな都市として、国際連合本部が所在し、世界の金融機関の中心でもあり、世界の芸術、文化、ファッションやエンターテイメントの拠点となっています。ここはさまざまな分野において世界に多大な影響を及ぼしている都市と言えるでしょう。

 私の30日余りのニューヨーク滞在は、新しい発見と出会いの滞在となりました。アメリカ在住の頃、何度もニューヨークに来ていても仕事だったり、車で通過していくことが多かったのです。今回は自分の足で歩くことで、隅々までのニューヨークを楽しみました。滞在期間中の歩行総距離は230キロになりました。一日平均7キロを超えることになります。

 クイーンズを拠点としていたのですが、マンハッタンへはイースト・リバーに架かるクイーンズボロ橋(1135m)を歩いて行きました。景色を楽しみながら3回は歩いて渡りました。また、イーストリバーに架かる橋には、ウイリアムズバーグ橋(490m)、マンハッタン橋(451m)、ブルックリン橋(486m)がありますが、これらの橋もクリアーしました。やはり、一番美しいと思ったのはブルックリン橋ですね。ブルックリン橋は世界初の鋼鉄の吊り橋で、マンハッタンの眺めと、ゴシック調の橋の建造に感動させられます。また、天気のいい日はフェリーに乗船してマンハッタンへと向かうのも楽しいものです。

 イースト・リバーを挟んで両サイドのマンハッタンとブルックリンを結ぶフェリー(EastRiverFerryNewYorkWaterway)が頻繁に運行しています。マンハッタンに勤務の人たちも利用するため片道2.75ドルの運賃となっています。川を走るフェリーの甲板上からのマンハッタン橋やブルックリン橋の眺めがイイですね。

 セントラルパークでもよく時間を過ごしました。マンハッタン中心部にあり、摩天楼に囲まれた芝生では日光浴したり読書をしています。公園の中は散歩道がくねくねといくつもあり、大きな岩場や、大小の池も点在し水鳥たちも遊んでいます。さらに、自転車、電動スケートボード、馬車も行き交い、ジョギングをしている人も通り過ぎて行きます。人々が思い思いに過ごせる広大なセントラルパークは、ニューヨーカーにとってオアシスとも言える場所でしょう。

STORY 204

永井 修二

北海道出身、在米38年 鮪関連水産会社34年勤続

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