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コラム とどけMahalo! アメリカ本土便り

ウイスコンシンで独り言  わずか3%だけど

 先日歯医者に歯のクリーニングに行くと、何とクレジットカードの支払いに3%の追加料金が課されていたのです。去年の秋に行った時にはそんな支払いはなかったのでちょっとびっくり。ウイスコンシンへ引っ越してから3軒の歯医者に行きましたが、クレジットカードに追加料金を課されたのは今回が初めてです。ハワイの歯科医でも経験をしたことがありません。それとこうした徴収をする場合には一言言うべきではないでしょうか?

現金は王様?
 それでちょっと疑問に思って、地元の人達の情報交換のサイトで歯医者がクレジットカード使用で3%の追加料金を課すのが普通かどうか尋ねてみると、とてもたくさんの人から反応があり、こうしたことに人は敏感なんだと思いました。このサイトの何人かの人も指摘していましたが、一番いいのは「現金」を使うことです。キャシュレスになりつつある昨今では時代の逆行とも言えますが、この歯医者も現金支払いの場合には5%のシニア割引があるので、次回からは小切手持参で行きたいと思います。

 昨年末に歯医者を替えたばかりなので、新しい歯医者のやり方に慣れるのにちょっと時間がかかるのかもしれませんが、前の歯医者ではこうした追加料金がなく、聞きもしないのシニア割引をしてくれていました。ただ歯のクリーニング費が割引後でも230ドルと割高でした。その前の歯医者ではクレジットカードへの追加料金はなく、現金払いだと5%の割引がありました。

地元で人気のレストラン
 私達の住む町からちょっと離れた人口650人の小さな町にあるレストランはお値打ちで、大体の料理が7ドルくらい。お値打ちなためか地元の人でいつもにぎわっています。常連と思われる人はカウンター席に座り、メニューを見ないで注文する人も多いです。それと、このレストランに何の表示もないのですが、お客の支払いは現金ばかりです。それと料理の値段は消費税込みなので、8ドルと言ったら、支払いは8ドルきりです。それとチップは「多め」に置いて行く人が多いように見受けられました。

ご用心、ご用心
 このクレジットカード使用での追加料金ですが、レストランの請求書にはこの3%が加算されている場合もあるので、こうした料金が加えられているかどうか確認する必要があります。先日出かけたウイスコンシンのレストランでは、お客にクレジットカードを使う人が多いのか、こうした追加料金に慣れてしまっているのか、自動的に3%を加えられた料金を請求され、うっかり現金(!)でこの追加料金まで払ってしまったことがあります。個人経営店ではクレジットカート使用を受け付けないとか20ドル以上の購入など制限を設けているところもあります。たかが3%かもしれませんが、人は結構敏感になっています。時代の逆行かもしれませんが、現金が有利の場所もまだまだあるということですね。

とどけMahalo! アメリカ本土便り No.173

大井貞二(おおいさだじ)

1988年にハワイに移住。地元の私立校で日本語を教える。その後、ハワイ大学大学院を経て、ハワイパシフック大学(HPU)にて世界中からやってくる学生に日本語を教え、最近退職。現在アメリカ本土に居住。

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