シニアの皆さんの中にはメディケア・パートＣに加入しないで生活している方がいますが、どのような方でしょうか？

【TRICARE FOR LIFE】
軍のベネフィットを持っている方は、65歳になったら、メディケアのパートA・Bは必須です。

【FEDERAL PLAN】
フェデラルの退職後の医療保険を持っている方の中には2つのタイプがあります。

•パートAのみの方　•パートA・Bの両方を持っている方
　65歳になった時、どちらを取るか選択できます。65歳過ぎてから何年か経ち、パートＢの必要性を感じて申請するときはペナルティーがかかりますので、注意しましょう！

　オリジナルメディケアのパートAとパートＢのみの方は下記の項目がカバーされません。

• 目の定期健診や白内障の手術
• 補聴器
• 歯の治療
• 海外での治療
• 足のケア
• 整形美容
• カイロプラクティックやハリ治療
• マッサージセラピー
• 介護施設でのケア
• CONCIERGE CARE（医師によっては会員制で年会費が必要）

　それでは、TRICARE FOR LIFEやFEDERAL PLANとメディケアのパートA・Bの両方を持っている方はメディケア・アドバンテージ（パートＣ）に加入するとどんな特典があるか見てみましょう。

　オリジナルメディケアでは先程述べた10の項目はカバーされませんが、パートＣのプランによってはカバーされる項目があります。

• スポーツジムが無料で利用できる。
• 針治療やマッサージが含まれている。
• 目や聴覚の年の定期健診が、無料または安いCOPAYMENTで受けられる。
• 眼鏡やフレーム、コンタクトレンズのベネフィットがある。
• デンタルカバレッジが付いている。

　2023年のプランにはデンタルカバレッジが付いていますので、見直しをしてない方は上手に利用してください。会社によりカバーの内容が異なりますし、中にはインプラントもカバーするプランもあります。変更期間が過ぎると、変更は原則できませんので、毎年見直しをしましょう。無料のプランに加入していても、パートＢの保険料を支払っていることをお忘れなく！

　一例として、あるご夫婦はスポーツジムで毎月$100支払っていました。年間$1200の節約ができ、針治療やマッサージもエンジョイしています。