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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】生命保険について
掛け捨て保険の保険料は定額ですか?
通常掛け捨てタイプは安く設定されています。加入の際にお手頃に安く設定されていて、5年ごとに保険料が値上がりするタイプもありますので、保障期間中保険料が一定に決められているタイプと比較してみて下さい。死亡保障のみのカバーですので、必要がなくなればいつでもキャンセルでき、安心料と思えば、安いものです。
実際、50代で予期せぬことが起き、多額の保険金を受け取り、不動産を現金購入して今まで以上の生活が出来ている家族もいます。遺族年金のスタートは60歳からですので、貯金のない方は掛け捨てタイプの保険で補うことが出来ます。
終身保険は解約すると損するのでしょうか?
終身保険は死亡保障と貯蓄を兼ね備えていますので、途中で解約した時に解約返戻金が受け取ることができます。契約期間が長ければ、契約返戻金の額も大きくなり、支払った保険料以上に戻ってくることもあります。保障を得ながら、貯蓄が出来るような感覚です。
解約返戻金の額は契約した時の予定利率により大きく変わります。予定利率は契約者が支払った保険料を保険会社が運用するときの予想利回りで、予想利回りが高ければ、保険会社はその分保険料を安くできます。どちらが得なのかは支払う保険料と受け取れる解約返戻金の額を比較してみなくてはなりません。
気を付けなくてはならないことは長生きした場合、保険料の方が保障額より多くなることがありますので、加入の際慎重に決めて下さい。
子供の生命保険
生後間もなく、あるいは子供の時に親が加入した子供の生命保険の内容をどれだけ把握しているでしょうか?加入の際に理解したつもりでも、月日が経つと、記憶はだんだん薄れてきます。加入してから20年も経っていれば、受け取る子供の状況も変わりますので、健康な時に今の時代に合っているかどうか、最終的に子供が受け取るようになりますので、親子で見直し理解しておく必要があります。卒業祝いや結婚祝いに子供にプレゼントすることも出来ますので、有意義に使って下さい。
(日刊サン 2024.3.27)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]