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【ハワイ在住者のためのライフプランのお話】保険の用語
保険料、保険金、給付金はどう違うのでしょうか?
自分が加入している保険やこれから加入する保険の中身を知るためには、保険の用語についても慣れておく必要があります。
保険料は保障を得るために契約者が保険会社に支払う料金です。支払方法は毎月、3ヶ月、6ヶ月、年、一括払いなどがあります。
保険料は被保険者(保険の対象になる人)の年齢、性別、健康状態、メディカル検査などにより決められます。若い時に加入すれば、保険料は安く、年齢が高くなれば、保険料は高くなりますので、必要であれば、健康体の時に加入することをお勧めします。
保険金(死亡保障額)は被保険者が死亡したときに支払われます。契約時に契約者が指定した受取人に支払われます。契約者に権限があり、いつでも変更は可能で、被保険者には権限はありませんので、加入の際、誰を契約者にするか慎重に決める必要があります。
給付金は入院、手術や癌など被保険者の生死以外の理由で支払われるものですので、生きている時に受け取るものです。
通常入院の場合、日額いくら、手術の場合は内容によっていくら、癌と診断されたらと決められています。
特約だけで加入することはできるのでしょうか?
保険には主契約と特約という呼び方があります。一例として主契約として生命保険に加入して特約として長期介護を加えることができます。
主契約はその保険の基本となる契約です。一方特約は主契約に付加するオプション的契約です。
現在、生命保険と長期介護保険の両方を検討している方が、両方欲しいけれど、両方の保険料は予算を超えてしまう場合、生命保険を主契約し、特約として長期介護に加入するケースは多くみられます。長期介護は将来使うかどうかわからないし、生命保険は必ずどこかの時点で死が発生しますので、遅かれ早かれ契約金を受け取ることが出来ます。この二本立ての良いところは、医者から長期介護が必要と判断されると、契約した額が毎月支払われます。生命保険だけの加入の場合、死が発生しないと保険金(死亡保障額)が支払われないので、預貯金から切り崩して介護費用を支払うことになります。
気を付けなくてはならないことは、主契約が無くなると同時に特約も無くなってしまいます。
将来的に主契約を解約する可能性がある場合、特約の長期介護は別に加入する方が良いこともあります。
(日刊サン 2024.3.20)
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]